校長日誌

井田重芳先生のこと

2013年1月11日 07時58分

本校OBで吹奏楽指導者として素晴らしい活躍をなさっている井田重芳先生のことが、「米沢文化」2012Vol.42(米沢市芸術文化協会、平成24年12月21日発行)に「北の大地がはぐくむ珠玉のサウンド 吹奏楽指導者 井田重芳」(文・加藤公一)のタイトルで掲載されました。
私も井田先生について、『米工高新聞』(平成23年11月11日発行)の『校長だより』(コラム欄)で取り上げました。下記に掲載いたします。ご覧ください。

  本校吹奏楽部第2回定期演奏会が11月3日(木)に伝国の杜・置賜文化ホールにおいて開催した。素晴らしい演奏会になり、ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げたい。
▼本校の吹奏楽部は、昭和25年に県内初めて誕生し、61周年を迎えている。昭和56年2月に第8回アンサンブルコンテスト東北大会で金賞という最高賞を受賞するとともに、昭和55年12月に初めての定期演奏会を開催した。それから、実に31年の時を越えて、第2回定期演奏会を開催となったわけである。その当時の吹奏楽部OBのメンバーも駆けつけて記念すべき演奏会となった。▼本校吹奏楽部のOBといえば、土木科昭和45年卒の井田重芳先生がいる。井田先生は現在東海大四高吹奏楽部の顧問として勤務され、2010年まで全国大会29回連続出場し、5大会連続を含む15回の金賞、12回の銀賞を受賞している。ハンガリーなど海外演奏旅行はじめサントリーホールなど国内でも数多くの演奏会を行い、CD,DVD等も全国発売されている。▼全国高等学校PTA連合大会北海道大会の開催の折りに、本校の小林成吉教護会長とともに、東海大四高を訪問して先生とお会いし、生徒の練習風景を見学してきた。先生は米工時代の恩師や仲間達との出会いを運命的なものであったと語っている。そして、次のように述べている。「吹奏楽で社会がもっともっと元気になり、人が優しくなれるようにしていきたい。」米工生よ、若き者よ、この先輩の高尚なる生き方に学び、大志を抱いて果敢に挑戦し、大きく羽ばたけ!

この先生との出会いに始まって、平成24年4月28日(土)に本校創立115周年記念講演の講師に先生をお招きして東海大学付属第四高等学校の生徒50名と本校吹奏楽部生徒との合同演奏会を催しました。
そして、その日の夕方には一般の方向けに「本校創立115周年記念東海大学付属第四高等学校吹奏楽部特別講演会」も開催したところです。
今そのことを思い出しています。
何と素晴らしい先生であり、何と私たちの心に灯をともすイベントになったことか。
なお、東海大学付属第四高等学校吹奏楽部は、今年度も全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞しました。